CHROはどの段階で入れたらいいのか?

経営者向け

皆さんこんにちは!RECOMOの橋本 祐造です。

今回は、「企業規模がどれぐらいになった時にCHRO=最高人材リソース責任者を入れたらいいのか」について紹介します。

実際に今、複数社にCHROとして入らせて頂く中で、経営や事業のマネジメントをされていらっしゃる方が見ることによって「人」の部分にどの段階で張っていくと企業の成長を促せるのか、そしてその成長をどのようにしたら持続させることができるのか、というところが知れるのではないかと思います。

CHROは出来るだけ早い段階で入れた方がいい

私が今までいろんな企業を見てきた中で、CHROは出来るだけ早い段階で入れたほうがいいと考えています。

その理由は、CHROを早い段階で入れることで、この会社が「人」に張る、「人のところをとても大事にしています」というメッセージを社内外に届けられることに繋がるからです。

人は経営陣の「想い」や「価値観」に共感・共鳴をして「この会社・この人たちと一緒に働きたいな」と思えるようになります。

もちろん今までの自分のスキル、経験値、やってきたこと、やりたいことだとか、その事業が成長していく領域なのか、というところも、選ぶ上での選択肢の中に入ってくるのですが、実際に自分が人生の貴重な時間を使って「誰と一緒に働くのか」ということはものすごく重要な価値観や意思決定の選択肢になってきます。

ですので「人」に張るというところを経営から実際にやっているのかどうかというメッセージは、驚くほど人の気持ちに刺さるものなのです。

経営が「人」に張るかどうかがメッセージとして届く

現在、皆さんが日頃からよく目にしているようなサービスを短期間でつくり上げてきた社長が言っていました。

自分が経営してきた中で反省点が一つある。もっと早い段階で人事に張るべきだった。

その会社は創業者である社長がいて、事業をつくる人がいて、システムを構築する人の3人がいたのですが、本当はやるのだったら4人目にCHRO=人事として張ってくれる人をいれるべきだったと。その入るタイミングが遅れてしまったがために会社の成長が遅れてしまったと言っていました。

私もその意見にはもの凄く賛成で、前の動画でもお伝えしていた通り「経営者が経営の仕事ができていない」とすると、その会社の方向性や価値観はどんどん低下していってしまいます。

「人」の部分は働いている人たちに対していろいろなメッセージを届けるところに繋がってくるのです。

そこを経営者が経営の仕事以外でパワーを注ぎがち、時間を注ぎがちなのは「人」の領域であることがとても多いです。

自分自身が「いい人」に思われたい、「ついていきたい」と思われたいというところがあり、別にそれは思うことはいいことではあるのですが、実際にやっていることとしては、CEO以外の仕事をやってしまっているというのが現状なのです。

その部分をきちんと手放しをしていくというのがすごく大事で、特に人事領域は出来る限り早く経営の中で手放す方がいいと考えています。

経営資源の中で「人」が置き去りにされてきた

こうした意見を言うとよく出てくるのが

いや、そうは言っても人は大事だよ、だけど事業のことを優先させることの方が大事なんじゃないの?

という意見です。

こうした意見に私はいつも思っていることがあります。それは経営の柱は3つあるということです。

  • 事業が成長しているかどうか
  • それを支える為のキャッシュがきちんと用意されているか
  • 「人」がいないと事業やそれを支えるキャッシュも集まってこない

こうした柱を埋めるために経営資源の「人・物・金・情報」がありますが、例えば物とかロジスティック、もしくはオペレーションの領域は、COO(最高執行責任者)が担っています。お金領域に関してはCFO(最高財務責任者)が担っています。情報の部分に関してはCTO(最高技術責任者)が担っています。

  • 物(ビジネスデザイン・オペレーション):COO
  • お金(ファイナンス等):CFO
  • 情報(IT):CTO
  • 人:???

人の部分はというとほとんどの会社が、人事部長とか人事責任者が行っています。経営の視点から人に張っている人はほぼいない状態になっています。

私が日頃からツイッターなどいろいろな部分で発信している中で、CHRO=最高人材リソース責任者がもっともっと増えないといけない、もっともっと存在しないといけないと思っている理由は正にこの部分で、経営資源の一番根幹である人以外の物・金・情報も全てを人が作り出しているところにこそ経営として張るべきなのではないでしょうか。

だからこそ、動画やブログを通じてこうした考え方を皆さんにお届けしたいと思う由縁になっています。

経営は事業や文化を生み出す「人」に張る

今回の動画のまとめですが、経営の中で「人」に張るというところを出来る限り早くメッセージとして社内外に伝えるためにもCHRO=最高人材リソース責任者というところに張っていく、そういう人たちを置いていくということが凄く大事なのではないかと考えています。

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