ミドルマネジメントの育成は本当に必要なのか?

社員数が50名近くになってきた時に、経営者からよく聞く相談がある。

「ウチの会社はリーダー、管理職のスキルに課題がある。ここが組織成長の肝だと思っている」

つまりミドルマネジメントの育成に課題があり、ここを何とかすることで組織が成長し、事業成長の起爆剤になると思っているわけです。

そして様々な企業がこの課題に取り組むわけですが、かなりの期間で課題状態が続きます。

その理由として、人材不足、スキル不足、マネジメント不足、管理職の退職が増える、マネージャーの給与や評価の方向性が不明瞭、などが挙げられます。

マネジメントは「育つ」ものではない

「ミドルマネジメントの育成は本当に必要なのか?」

この課題に対しては、私はこう考えています。

「育成」という観点では不要だと考えています。

そもそもマネジメントとは何か、から考えると分かりやすいかもしれません。

マネジメントは「管理する」「経営する」という意味ですが、いずれも「育つ」ものではなく、「実行する」ものです。

そして管理するにも、経営するにも、そこには適性が必要で、根幹には大事にする「独自の価値観=コアバリュー」があります。

すなわち、マネジメントは、「その適性がある人」が行うと結果が出るもので、「コアバリューを行動に反映する人」が行うと、組織としての成果が高まるものです。

「人材が不足している」と感じるのは、メンバー一人一人の適性を見極められておらず、適切な人員配置ができていないということにもなります。

事業成長と組織成長は両軸

企業の成長フェーズが初期段階では、事業成長が優先されます。それに伴って組織も拡大していきます。

そして150名〜200名規模になった時に、「事業成長に組織成長が追い付いていない」状態になります。(よく聞く話です)

独自の価値観であるコアバリューをベースに、どの事業に取り組むのか、どの行動が称賛されるのか、を束ねていくことで、事業成長と組織成長を両軸で行うことができます。

考えは分かった。でも、実際にどうしたらいいか分からないという方は個別にご連絡ください。

現状を分析して、未来のありたい状態を捉えて、そこから課題の本質とマイルストーンを決めて、一緒に改革を行っていきます。