企業理念の柱は経営者の原体験からやってくる

経営者向け

皆さん、こんにちは!RECOMOの橋本 祐造です。

今回は「企業理念の柱は経営者の原体験からやってくる」という話をします。

私はちょうど1年前に株式会社RECOMO(リコモ)を創業したのですが、会社を創る時にどういう部分を大事にしなくてはいけないのか、考え方を大事にし、価値観を大事にしなくてはいけないとか、いろいろ考えました。

その考える中で自分の今までしてきた体験が、今の価値観に大きく影響を与えていると思ったので、その話をシェアさせて頂きます。

人生が変わるきっかけ

私は自分の人生を思い浮かべた時に、大学に入る時に勉強もあまりしたくなくて…という気持ちもあったのですが非常に苦労をしました。

以前の動画でも少しお話させて頂きましたが大学を2浪して入っています。

勉強をするのが嫌だった(逃げていた)のですが、何とか大学に入らなくてはいけない、という使命感を持ちまして、最後は死ぬ気で頑張りました。

その反動で人と上手く話せなくなってしまい、対人恐怖症のような状態になりました。

その時に偶然手にしたアルバイト情報誌を見て、応募した先がディズニーランドのキャストの仕事でした。

対人恐怖症なので接客するのはなかなか難しかったので、人に対して、ではなく物に対してしようと。

ディズニーランドのパーキングエリアで車を案内する人をやろう、と思って応募しました。

しかし、園外のパーキングでの仕事ではなくて、パーク内で警備をする仕事、セキュリティオフィサーの仕事をして欲しい、という打診を受けました。

当時、対人恐怖症の自分からしたら接客は苦しい仕事だったのですが、大学受験で落ち続けて、その中で人生ではじめて頂いた「内定」というワードに自分自身も酔っ払ってしまい、思わず「やらせて下さい!」とその場で言ってしまったという経緯がありました。

全く違う自分を4年間演じた結果

今から思い出すとそれはとてもいいきっかけで、毎週土日だけだったのですが、平日の自分とは「全く違う自分」を演じることをしていました。

普段の生活では絶対にしないようなこともしました。

例えばパーク内で困った人がいたら「何かお困りですか?」と声を掛けたり、「写真をお撮りしましょうか?」と声掛けをしてカメラを構えた時に、カップルで来園しているゲストで二人の間に距離があることがあります。

そのまま撮ってもいい記念になるとは思いますが、せっかく来てもらったのだから素晴らしい体験を残してもらいたいと思うので、カメラを一度構えるのですが降ろして、

あれ?このカメラってもう少し二人の距離が縮まらないとシャッターが押せないみたいなんですけど…

と言うと笑顔になって近づいてくれて、その時に写真を撮ると凄くいい笑顔が撮れる、そういったサービスをしていました。

そういったことを続けるのが楽しかったので4年間ほど続けた先に、どういう人間になっていたのかと言うと、いろいろな人の前で話せる自分になっていました。

解説動画はこちら

会社の箱を使って実現したい世界

元々は自分に自信も、勇気もなければ、挑戦する魂もなかった自分が、人生に対してポジティブに考えられるようになり、人生でこんなことをやってみたいとか、いろんな人たちとこんなことをしたいなと思い浮かべられるようになりました。

そしてそれを思うだけでなく、実行できるようになっていくようになると、まずは自分自身の可能性が広がっていく感覚を持てます。

それを更に、仲間の存在や、彼らとの未来のありたい姿を描くことで、もっと広がりを持つことができると気づきました。

私はこういう思いを持って下さる方をもっと社会の中に増やしていきたいし、いろいろな会社・組織、いろいろな形があると思うのですが、その中でも可能性や価値を引き出していくには、それを広げていけるような経営の仕組みや、マネジメントの仕組み、チームの作り方、一人一人のマインドの持ち方、行動の仕方というところをもっと変えていきたいと思っています。

私が会社というツール・箱を使って何をしたいのか、というと、この部分になります。

創業したRECOMO。社名に込めた思い

創業したRECOMO。

社名である「RE」と「CO」と「MO」にそれぞれ思いを込めています。

「RE」は「もう一度・再び」という意味です。

私がどのように人生に対して前向きに向かっていけるようになったのか、というの振り返った時に、「もう一度挑戦しよう!」という想いが「原体験」の中から生まれたことがあったので、社名をつける時に「RE」、「Again」という想いを入れたかったというのがありました。

次の「CO」は「人と人との繋がり」「心と心が繋がりを持つ」という意味です。「Connect」の意味を持っています。

最後の「MO」は、「Motivation」の言語になっている「Motive」という意味を持たせています。「自ら動き出す原動力なる」

「もう一度再び、人と人、心と心が繋がって、自ら動き出す原動力になる」そういう風な人とか社会ができた時に、自分も感じたような人の可能性・価値はどんどん無限に広がっていくのだと、自分で勝手に限界を決めるのではなくて、もっと広がっていくと感じてもらえるような、そういった仕組みを創り社会を変えていきたいと思い、社名を考えました。

原体験から出てきたブレない「軸」

自分たちの会社が一体何をするのか、何をする人たちなのか、という問いに対して、人の可能性・価値を最大に引き出す、最大に広げていくことをやりたい、そういう社会を創りたいというのに繋がっていきました。

このような原体験があり、理念を考えて大事にして会社を運営していくことはいいことなんだ!ではなくて、結局こういう風な想いを持つと何かというと、いろいろな問題や目先の課題が起きてきます、私のところにもいろいろなことが起こります。

その時にブレない、これが自分たちがやるべきことなのか、というところが判断できる「軸」ができるのです。

自分自身が迷わず意思決定ができるブレない「軸」ができるのです。

ここが一番のポイントで、中にはこの事業は市況的に盛り上がっているからとか、稼げるからこの事業をやろうとか、この会社をやろうとか言う人も結構中にはいらっしゃるし、もちろんそれ自体は否定はしませんが、本当に人生をかけてやることでないと、やはり会社を経営することで持続成長させるのはとても難しいと思います。

そんなに甘い世界ではありません。いろいろな人を巻き込むことになるし、資金も巻き込むことになります。

そういった時にブレない「軸」だとか自分たちが向かうべき方向性だとか自分たちのあるべき姿というのがないのに、いろいろな人を巻き込みながら突っ走ることは結構大変なのです。

企業理念の「柱」になる部分は経営者の原体験からやってくる

私たちもまだまだ未熟ですが、そういった想いとか志とか夢に対して共感してくれる仲間と一緒にやれるから日々前進していけると思います。

企業理念の「軸」「柱」になる部分は経営者の原体験からやってくる。私も経営を通じて、もしくは様々な会社のコーポレートアイデンティティや、ミッション・ビジョン・バリュー、自分たちが大事にしなくてはいけない独自の価値観(コアバリュー)を一緒につくる中で、経営者の原体験が「自分たちらしさ」「会社らしさ」に繋がっていくので、こうした考え方が非常に重要ではないかと思っています。

企業理念は、いろいろな企業の成長フェーズで、その時々に応じて時代の変化に合わせて変わっていきます。

ですので、毎月、もしくは3カ月に1度とかでなくてもいいので、半年とか1年に1回は経営陣やマネジメント陣、もしくは全社を巻き込む形、見直すプロジェクトの委員会をつくってもいいかもしれないです。

そういうところの仕組みを作ることで体制をつくり、何回もこれが本当に今の自分たちの状況やこれから向かうべき方向性と合っているかを確認する機会を持った方がいいと思います。

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