人の心を動かすのはテクニックじゃない

人の心を動かすのはテクニックじゃないチーム|組織開発

人×組織の領域を考える時に、私はいつもワクワクしてきます。

なぜか?

一人で何かをする時は、出せるパフォーマンスは「その人の器」だけになります。

これが複数人の組織になると、どうなるのか。それは、

1+1=2

という式ではなくて、

1+1=∞(無限)

になるかもしれないという可能性を秘めているからです。

面白いのは単純に、足し算にはならないという部分です。場合によっては二人が集まっても、2倍の力も発揮されないかもしれません。

逆に2倍以上の力が発揮されるかもしれません。

複数人が集まって大きなことを成し遂げていく上で、「人の心を動かす」というのは大事な考え方になります。

では、どうしたら「人の心を動かす」ことができるのか。(もちろん簡単なことではないのですが)

①人の気持ちを考える時に「他人事」になってしまう

面接や面談、1on1をする方が最初にぶつかる壁があります。

話し方が形式的になってしまい、相手の心に入れなくなってしまうということです。

「相手と対話をしよう!」と意識すると、急におかしいテンションになったりします。

そして、表面的な質問と会話をして、時間が過ぎて、こう思うわけです。

「あの人は何だかよく分からない・・・」

心の距離感を感じたまま話をするので、お互いに思い切り「他人事」になります。

おそらくこのやり方では「人の心を動かす」ことを実現するのは難しそうです。

②そもそも自分の心はどういう時に動くのか

まずは自分を起点に考えてみましょう。

そもそも自分の心が動く時はどういう時なのでしょうか?

これまでの人生で胸が熱くなって、思わず体が動き出してしまう「その時」です。

そこには相手もいるかもしれません。

もし仮に、自分がやろうとしていること、やったことを、全面的に受け入れてくれて、理解してくれて、背中を押してくれて、という人がいたとしたら、何だか力が湧いてきませんか。

自分で自分の心を奮い立たせることも大事ですが、他の誰かに自分の思いを伝えて、力をもらうことで、自分の心は動いて、想像しているよりもはるかに強い推進力が出てくるかもしれません。

③相手の人生と解け合う

「人の心を動かす」ことの一番のポイントは、「どれだけ相手の人生と解け合うことができるか」になります。

人は自分の人生を受け入れてくれて、理解してくれて、背中を押してくれる人がいたら、その人に心を開きます。

そういう関係性を創るために、とにかく相手の人生の話に集中して、気になったことを質問していきます。

これまでどんな人生だったのか、今はどうなのか、これから先にどんな人生を送りたいのか。現在からの延長線上ではなく、心の底からやりたい!と思っていることは何なのか?

今の自分を形作っている事象は何で、どれをどう捉えているのか。

何が好きで、何が嫌いなのか。

何を聞くか、というより、その人が人生で起きる事象をどう捉えているのかを聞くイメージです。価値観、人生の意思決定の基準を聞くことが解け合うことの一歩目です。

「人の心を動かす」には、まずは相手の人生への興味・関心が根底にあって、相手の人生を共に旅するイメージを実現できれば、もっと深くに入れるのでは、と思っています。

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