人生を変えた3冊の本と1つの大河ドラマ【経営者・CHROにオススメ】

2020年2月27日

これまで自分の生き方や仕事観、人に向き合うスタンスで、たくさんの本や映像から影響を受けてきました。

その中でも特に影響を受けた本を3冊と一本の大河ドラマを紹介します。

坂の上の雲

司馬遼太郎の歴史小説。

明治維新を成功させて日本が近代国家として歩み出し、日露戦争勝利に至るまでの勃興期の明治を描いた作品です。

20歳の時に初めて読んだのですが、日本が発展、成長していくために、20代の若者が積極的に海外に勉強に出かけ、血のにじむような努力をして仕組みや技術を体得し、それを日本に持ち帰って一つ一つ実践していく。

「世界に誇れる国にしたい。大切な家族がそこにいるから」という思いを持ち、まさに「自分の努力が一日遅れる度に、日本の成長が遅れる」という鬼気迫る覚悟で何とか近代国家として歩める形を作ったことに衝撃を受けました。

その時点の私とそれほど年齢も変わらない人たちが、そういう思いで動いていたことを知り、胸が熱くなりました。

視点が時代、国、世界と大局的に見るきっかけにもなった一冊です。今の日本で、なぜ今日、自分がここで生活できるのかを認識できるので、ぜひ読んで頂きたい本です。

 

ローマ人の物語

塩野七生による歴史小説。

「なぜローマは帝国を実現できたのか」という視点のもと、ローマ建国から西ローマ帝国の滅亡までを描いていた作品。

この本は経営者が好んで読んでいるということで、読み始めました。

羊飼いの村から始まったローマが、いかにして国になり、共和国になり、帝国になっていったのかが、人をベースにして書かれています。

特にユリウス・カエサルの登場で、その前と後で世界が180度変わったことがよく分かります。それまでは貴族と平民の括りで支配する側とされる側が分かれていたところから、全く異なる「皇帝」という概念を持ち込んで、体制そのものを変える。

誰も想像していなかった「皇帝」という概念を定義づけることで、帝国が築かれることに。その後、何年もの間、その仕組みが続いてきた歴史を知り、企業の経営から見た人事領域で、「社会・会社・組織・チーム・個人」のそれぞれの見え方、捉え方が変わりました。

数百年続く組織を作るイメージを持ちたい、見てみたいなら、オススメしたい本です。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

APPLEの創業者にして稀代のイノベーターだったスティーブ・ジョブズ。

彼が行っていたキーノート(基調講演)は、世界中から「見たい!聞きたい!」という人が殺到して、誰もがそのチケットが欲しいと思ったぐらいです。

内容はAPPLEの新商品発表です。もちろん販売目的で、思い切りセールスです。

それでも彼の講演がなぜ人の心に刺さったのか。世界中の人を魅了したのか。それがどうしても知りたくて探していたら、この本と出会いました。

具体的にこの商品のプレゼンの時は、どのように考え、どのようにスライドを作り、どのように伝えていったのかが、分析されています。

相手の心に深く伝わる話をするには、「事実や数字」と「感情」をセットで伝えないと届かないし、動かないという部分が、特に印象に残りました。

ジョブズの講演はYouTubeにもたくさん残っています。iPhoneを初めて発表する時のものが一番大好きです。

大河ドラマ「葵 徳川三代」

2000年にNHKで放映された大河ドラマ「葵 徳川三代」。

豊臣秀吉の死の翌朝から、江戸幕府を樹立した徳川家康・秀忠・家光の3代の治世を、関ヶ原の戦い、豊臣政権の消滅、朝廷との関係、徳川幕府の成立の過程を中心に描く。

ずっと不思議に思っていたのです。織田信長が1代、豊臣秀吉が2代、なぜ徳川家だけが15代も続いたのか。

きっと徳川家康が江戸幕府を開き、2代目の秀忠に継がせる時に何かしらの仕組みを作り上げたのだろうと考えていたのですが、見てみると、やはりそうでした(笑)

味方が敵になったり、敵が裏切って味方になったり。

誰もが「自分たちがどうありたいのか」だけで考える中で、「国家としてどうありたいのか」を考えて、根底から仕組み、体制を変えてしまう。それも、自分が存命で、最強の権力を持っている間にやり遂げる。

江戸幕府はその後、260年続きましたが、根本には理念があり、ビジョンがあり、バリュー(武士として守るべき諸法度など)があるからこそ、体制を継続させることができたのだと確信しました。

私たちが提供しているサービスでも、まさにここを一番大事にしていて、「会社が社長の器を超えて大きく成長していきたいと思っているなら、まずは軸になる理念やビジョン、バリューを決めて、それを仕組みとコミュニケーションで浸透させていく」ことを行っています。

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