【すべてのCEOに読んで欲しい】今、経営者に求められていること

2020年3月7日

新型コロナウイルスの影響でイベントは軒並み中止。企業はリモートワークの導入が増える。報道は連日連夜に渡り、ウイルスの話ばかり。業績に影響が出てきている会社や店舗が増えてきている。

小中高の学校には政府から1ヶ月ほどの休校要請が入る。共働きの家庭では休業になってしまうところも出てくるでしょう。

暗い、実にムードが暗い。不安や心配でいっぱいになる。

この1、2週間、この状況に対して、経営者として自分に何かできることはないか、を模索してきた。

考えを整理しつつ、「すべてのCEOに読んで欲しい」今、経営者に求められていること、というテーマでブログを書いてみます。

声をかけあって、思考を未来にふっ飛ばす

誰でもそうですが、不安な状況になると、必要以上に心配な気持ちになるなど、下を向きがちになります。

企業も一緒。職場はもちろん、業績の先行きも不安になると、会社をリードする経営者もその雰囲気に飲まれそうになります。

まさに「有事」です。

こういう時こそ、本物のリーダーシップが問われます。

経営の根幹は「事業」「人・組織」「資金」であり、全てのベースになるのが「ミッション・ビジョン・バリュー・実現したい世界観」です。

経営者は、一人一人のメンバーに自ら動いて声をかけて話を聞きながら、思いを語ることで不安や心配な気持ちを和らげるようにする。

その上で、全てのベースとなる「ミッション(存在意義)・ビジョン(目指す目標)・バリュー(自分たちが大切な価値観)・実現したい世界観(どんな社会にしたいのか)」をあらゆるチャネルを使って、盛大に発信する。

温かく寄り添いつつ、思考を未来にふっ飛ばしながら、一つ一つ難局を打破していく。

今こそ起業家精神を発揮しよう!

経営者には他のメンバーと大きく異なる点があります。その最大なのは「起業家精神」と「意思決定ができる」という点です。

社会的に停滞感が出てきている今こそ「起業家精神」を存分に発揮するところではないのか?

事象を捉えて、自分たちにできることを探す。社会をより良い方向に動かす方法を考える。リソースが足りなければ、不足していることを持っている人や企業にお願いしてでも動かす。

会社を始める時に全てのリソースを潤沢に持っている会社はありません。必死に努力して、何とかやりくりしてきての今があるはず。

「起業家精神」を存分に発揮したなら、あとは社長が持つ「意思決定ができる」力を使って、どんどん行動していく。

人がやったことを評価して、「あれはこうだよね〜」とか言って評論してる場合じゃない。私たちにはできることがまだまだある。

逆境や修羅場を乗り越えた先に本当の人間関係が生まれる

もし経営者として「戦う集団」を創りたい、現場をマネジメントするリーダーが力強く牽引してくれる環境を創りたいと思っているなら、意識したい点がいくつかある。

・リーダーはリーダーであるのではなく、経験を通じて本物のリーダーになる。
・領域や部署を任せたといって、力強いリーダーが生まれるわけではない
・何度も逆境や修羅場を経験して、乗り越えてきているか
・その領域や部署が未経験だから、と配置を避けていては永遠に経営者の器を会社が超えることはない
・逆境や修羅場を用意して、思い切り張らせる。基準を高くして、物事を見るレベルを上げさせる。ただし全責任は経営者が取る

こうしたことを何度もやった後に「戦う集団」(ストリートファイター集団)が築かれていく。

「人に張る」ことをしない経営は、市場から淘汰される

RECOMOを立ち上げた一番の理由は「人には無限の可能性・価値がある。それを最大化できる社会を創りたい」。

経営者として、一番大事にしているのが「人に張る」こと。

日頃から思いを発信して、それを「面白い」と感じてくれているからこそ、仲間になってくれているのです。

もっと彼らの力を信じて、思い切り「張る」意思決定をしてもいいのではないだろうか。

経営者の覚悟を粋に感じてくれた人が動くからこそ、思い切り暴れ回ることができる。

「人に張る」ことをしない経営で、いつまでも経営者の枠組みの中だけで戦おうとしている企業はジリ貧になり、どんどん市場から淘汰されていくことでしょう。